フラットベルト式タイヤ試験機
負荷荷重25kNのタイヤ特性試験機
高負荷試験でも、微小な力を再現性良く測定します
タイヤ特性試験には、正しい装置制御と正しい力計測が求められます。
フラットベルト式タイヤ試験機は、両方を兼ね備えた試験機です。
◇正しい装置制御
FEM解析で検証した剛性の高い装置は、制御応答性が高く、タイヤの姿勢・ベルトへの押付を精度良く制御します。
ベルトを高速演算で制御しており、高荷重+SAの条件下など、大きな横力が発生する試験においても±1mm以下の直進性を保持します。
◇正しい力計測
A&Dのセンシング技術による6分力計をタイヤスピンドルに搭載しています。高応答・高精度な6分力計は、微小操舵時のわずかな力も精度良く計測します。
◇実車走行再現
A&DのVMS(車両統合計測システム)を取り付けた車両を用いて実路走行し収集した車両挙動データを、計測シーケンスとして試験機上で再生することで、実路走行を台上で再現して計測できます。
- 優れたベルト直進性
- 優れたベルト平坦性
- 高応答・高精度6分力計
- ベルトクラックセンサー
ベルト端部・中央のクラックを検出し、装置の損傷を防ぎます - 複数制御軸の同時動的変化
- 自由度の高いパターンファイル構造でユーザーの求める試験シーケンスを実現します
≪例≫
– コーナリング試験
– ブレーキ、駆動試験
– 複合コーナリング試験(摩擦円試験)
– コーナリングパワー、セルフアライニングパワー試験
– 低速緩和長試験(速度1km/h~)
– タイヤ有効半径、動荷重半径試験
- プレイバックファイル試験
実車走行時の収録データなどの時系列データファイルを台上で再生し、収録時の走行を再現します - 外部指令入力による試験
車両運動シミュレータや外部試験機からの指令に追従制御します
| 項目 | 仕様 | |
| タイヤサイズ | タイヤ外径 | 500 to 900mm |
| 装置耐力 | 垂直荷重 | 25kN |
| 分力計 | Fx | レンジ:±20kN 精度:±0.3%F.S |
| Fy | レンジ:±20kN 精度:±0.5%F.S | |
| Fz | レンジ:±30kN 精度:±0.5%F.S | |
| Mx | レンジ:±3kNm 精度:±0.4%F.S | |
| Mz | レンジ:±3kNm 精度:±0.4%F.S | |
| 可動範囲 | キャンバ角 | レンジ:-10 to +25deg 精度:±0.01deg |
| キャンバ角レイト | 5deg/sec | |
| スリップ角 | レンジ:±30deg 精度:±0.01deg | |
| スリップ角レイト | 40deg/sec | |
| ベルト | 速度 | ±250km/h 精度:±0.5km/h以内 |
| タイヤ駆動 | トルク | ±4000Nm |
繰り返し再現性
微小スリップ角試験でのコーナリングフォース(CF)、セルフアライニングトルク(SAT)の高い繰り返し精度を実現しています。
下図は、同一試験から得たCFとSATの計測グラフです。5回の試験結果においてCFは±5Nm、SATは±1Nmの繰り返し精度があります。

ベルト直進性
コーナリング試験による大きな横力発生時でも±1mm以下の直進性を維持します。


